人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 白昼夢 アルレシャ

まるで慈悲のように奪い取れたナイフ
みじめさを覚え、
舌打ちをひとつ。
足払いの効果が薄いと手応えで分かれば、距離を取るナフからは視線を外した。あれをやるべきは今じゃない。

留まるのも仕方ない、恰好の的だ。強い弾が足元を抉るのは、そう考えてナフとは逆に飛び退く直後。

着地と床を踏みしめる足、を見計らったように身体に刺さっている5本のナイフ。いくら目がよくとも、見えないんじゃどうしようもない。
時を飛び越えるお前が一番苦手だ。

左腕に二本、左肩に一本、右腕に一本、脇腹に一本、を受けた。素早くスカートのベルトに軍用ナイフを刺し通し、右手で三本、左手で二本のナイフを引き抜いた。


痛い、痛い痛い痛い怖い死にたくない、まだ死なない、まだやれる!


[▽]
(19) rustyhoney 2022/03/06(Sun) 1:12:51