人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 泰然自若 シトゥラ

>>18 アルレシャ
「―――ちぇっ。惜しかったなァ」


アルレシャの胴が皮一枚といった有様で繋がるのみとなったすぐ後。
流れ出た血液が止血しようとするように蠢いたが、乾いた音が二発分鳴った後、力を失ったようにぱしゃんと落ちた。

次いで最期の一発を防いだ水も崩れるように地面に落ち、赤に混じる。

最後にたたらを踏むように一度揺らいで、アルレシャに向かってシトゥラは崩れ落ちた。避けられる状況ではないだろうから、きっと折り重なるように。
血と水に飛び出た臓器が入り混じって流れ落ち、アルレシャを伝って地面に広がっていくだろう。

―――シトゥラはもう動かない。
蘇生装置に運ばれるまで、このままだ。
(19) 2022/02/16(Wed) 2:38:12