人狼物語 三日月国

132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】


【人】 医者の息子 カイ

>>24 >>25 エノ

「うるさいな……別にやさしくはない。
 感謝するならナツメにするんだな」

彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。
咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。
嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。

「……医者に仲間意識? どういうことだ」

怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。
渋々といった態度だけれど。
ガーゼ、包帯などを用意して。
濡らしたタオルで、傷口が開かないように
背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。

少々染みるくらいはあるだろうけど。
君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。
ここはVR世界。現実とは少々違うから。
(26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33