人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【人】 司書 エルナト

>>22 フィウクス

「意外だね。」

率直な感想。
目の前には所謂資料集のコーナー。
授業では学びきれないものを学ぶための書物達。
そのなかでも、芸術に類する物は。
どうにも君とはあまり結びつかない。

「何となくで本を手に取ることなんてないよ。」
「タイトルか、表紙か、内容か。帯の煽りか。それとも評判か。」
「どんな本だって、手に取る時は絶対に何かしらの理由があるんじゃないかな。」

あなたは違うの
?」

あなたにもきっと、これを手に取る理由があったはずだ。
少年はそれを聞いている。
(26) 2022/05/03(Tue) 11:50:52