人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【人】 陽は落ちぬ 夕凪

>>26 編笠へ

だから今この祭りの間だけは、
夕凪としてこの夏、ここにいる。

「お願いって、何?
 わざわざ改まって」

あなたの言葉を聞くために、ここにいる。


――ねぇ、淡い初恋を話してくれるのが楽しみよ。
大切な思い出が存在したことが嬉しくて仕方ない。
今も思ってくれていたことに胸がいっぱいで。
本当に来ていたら、その手を掴んで、水に飛び込んでいたでしょうね。
お魚さんは、逃げちゃうのかしら、捕まっちゃったのかしら。
夜凪なら、きっとそうしたわ。あなたのことが好きだから。
だから私も、言葉があふれる前に体が先に動いてしまいそうね。
(27) 2021/08/20(Fri) 21:05:45