人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 死神 ゲイザー

>>27 ゾズマ

「もごッ」

手を握られて、少年は慌ててパイの欠片つきのフォークを咥える。
すこし行儀は悪い。
そのままぶんぶんとでも振られたのだろうか。

握る手に金属質の冷たさは無くて。暖かくて。
それはきっと善の一言で形容できるものではないだろう。

パイをもぐもぐと咀嚼しながら、飲み込んで。言葉を吐く。

「あー? ふたつも名前有んなんてややこしいな。
 オレはリーパーだけど! じゃあ……ZosmaとAlice。
 オマエの名前は”ザラ”だ!!」

それは、夜明けの意味を持つ名。

少年はふたりを粗雑な仕草で合体させ、
「ザラだザラ!」と連呼する。
それから、あなたにそのままハイタッチ。

「ああ。ただいまから、ザラとリーパーは友達になりました!」
(31) 2021/10/25(Mon) 1:20:51