人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【人】 陽は落ちぬ 夕凪

>>31 編笠

なれるに、決まってる。
最初から、許していた。
だから今、聞いたんだ。

こたえが、欲しくて。
聞いたんだ。

お前ならそばにいてくれるのかって。


「一人じゃ何もできないから。
 ――たくさんの仲間を連れて?」

思わず繰り返した。
僕がそこにいたからだ。

一人で進もうとすることは否定されてない。
一人になろうとすることを心配されたのだ。
ついてきてくれる友人がいること、片割れの言葉を思い出して。

再会の約束に、ああよかったって。
編笠のまわりに、みんなが見えた気がして、笑った。


夕凪たちはそこにいたんだ。
(32) 2021/08/20(Fri) 23:10:39