人狼物語 三日月国

184 【R-18G】ヴンダーカンマーの狂馨


【人】 警備員 ジュード

[男の足元にゆるく巻かれている、
黒と黄色のまだら模様をした、滑らかな尻尾。
それは猛毒を持つ、ガライカのサラマンドラ族の証。

本来、"楽園"と呼ばれるガライカの地から
外へ出る者は少ない筈なのだが。
その楽園から『あるもの』が持ち出された事により
男は故郷を離れ、もう一つの"楽園"たる
キュラステルへと流れ着いていた。

一体何が持ち出されたのか問われても、
男は笑って誤魔化そうとするだろう。

しかし、その件に思う所のある男はこの島に至ってなお、
保管施設に収められた物品や、利用者の保全に努めていた。
それこそが、己の行うべきことだと考えていた。]
(32) 2022/11/05(Sat) 1:25:22