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人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【人】 物書き ラサルハグ

>>+4 ポルクス

「魔法を買う……というのは、初めてだな……。
 成る程、……成る程。これは、」

銀色のほのかな灯りがふわふわとこちらへやって来た。
強すぎない光は優しく、確かに周囲を照らすと言うよりは。

「…あたたかいような気が、するな」

杖を持たない片手で受け止めてやると、銀の灯りはてのひらに留まる。それは焼く熱ではなく、彼の言う通り、心豊かにしてくれる。
それこそ、花を眺めている時の様に。

「……そういえば…ランタン屋があるようだが…、
 そことはまた別の商売なのだろうか?
 …若くして仕事を持っているとは、恐れ入る」

灯りを手の中で遊ばせながら、首を傾いで少年を見遣る。
(35) zipkun 2022/03/23(Wed) 13:51:01