人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 稲出 柊一

[奥まった場所にあるから、知っている人は限られるけど、
座って綺麗に花火を見られるこの場所の、
ベンチを確保するにはそれなりに早く来る必要がある。
今ではちらほら、立ち見の人も増えてきた。

自分1人じゃ気にしなかっただろうけど、
綺麗な浴衣を着ていて、
洋服が大好きな小牧さんのことを考えて、
巾着の中に入れていた、つぎはぎの手拭>>1:32で、
ベンチの表面を軽く拭いておいたんだ。

メッセージが返ってきたら、了解!
とお座りする柴犬のスタンプを返す。
暫しスマホで適当な記事を読んで待っていた。

やがて聞こえてきた自分を呼ぶ声に、立ち上がり。>>26]

 こっち!

[軽く手を振ったんだ。頭のリボン外してたみたいだから、
距離が縮まって浴衣の朝顔が目に入って、
やっと小牧さんを見つけた。
すれ違いざまに人とぶつかってよろけたら、
その肩を掴んで支えようと、条件反射で手が伸びた。]

 大丈夫?ゆっくりでいいから、気を付けて。**
(37) 2021/07/25(Sun) 12:24:34