人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ウーヴェ



[ 珈琲特有の味わった者なら誰でもわかるであろう
  その香り。
  店いっぱいに広がれば>>19

  思い出すのは生前の記憶のようであり
  その記憶はどこか霧がかかったように曖昧で
  思い出すことへの抵抗のせいなのか
  それは本人ですら今は深くは考えられず。
  そんな複雑な脳を香りが満たしていく。


         
思い出そうと

  そうすれば何を 
考えよう
 としていたかは
  些細なこととなる。

  彼が飲み干し、消えていく姿を見送り>>23 ]


   迷子になるんじゃねーぞ


[ 聞こえたかはわからないが
  どこかふらふらとしている彼の姿を心配に思うのだ。 ]

 
(38) kogeneko 2022/05/20(Fri) 3:35:16