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人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【人】 物書き ラサルハグ

>>+8 ポルクス

「練習……か。使いこなしているように見えるが…
 …こういった魔法の使い方も、あるのだな。
 …良い魔法だ。 大事にすると、いい」

などと語ると、立場が少しおかしくなるだろうか。
まあ、褒めているのだから構うまい。
彼の指した方向を仰ぎ見ると、人が寄っていく様子が見えた。

話に熱が入るのをひとつ瞬きして聞く。

「……商売敵どころか、余程惚れ込んでいるらしい」

嬉しそうにすら見えるから、こちらも笑みが零れた。

「あの彼か。…店で彼に会う事は、まだ叶わなそうだが…
 ……良い話を聞けた。
 夜の供になるランタンを…丁度探しているところだ。
 是非、見に行ってみようと思う。
 ありがとう、……ポルクス殿、だったか」

銀の灯火はもう少しの間、留まってくれるようだ。
ほのかに輝くそれを手遊びめいて指先に転がす。
(46) zipkun 2022/03/23(Wed) 22:09:00