ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 若者 ミスミ

―今日につながるちょっと前の話―

[店で大泣きする客、なんて不名誉なイメージがつかないことを祈りながらそれでもうさぎの店に通うようになってまたしばし。
さりとて部屋は決まらず、不動産やの前で物件情報を見上げて唸っていた時のこと]

…へ。

[俺>>21といわれて首をさらに持ち上げる。
日本ではオレオレ詐欺なんてものが最近流行っていなかっただろうか、でもそんなに巻き上げられる貯えもないいのだが。
定食屋、でお世話になったならお世話をしたのはまあ間違いなくばあちゃんだな、なんて割合冷静な突っ込みを脳内で入れてしまったのはさておいて]

…はづき……はづき………あっ、もしかして。

[でっかいはづき君。
脳内で、ばあちゃんが彼のことを語るときに読んでいた呼び名とともに、当時の姿がよぎる。
あー、とか、ああ、とか変なうめき声をあげてしまったが]

…あっ、えっと、随分健康的な感じになりましたね?

[別に当時不健康そうだなと思っていたわけではないが、驚くほどの痩せっぷりに思わずつぶやいてしまった。
そのあと、流石に失礼だと思って慌てて頭を下げた]
(47) azumi 2023/03/05(Sun) 10:53:55