人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>44 黒眼鏡

「ありがとう、珈琲いただくよ」

お世辞にもカフェには見えぬ店内で、いつものように気怠げに椅子に腰掛けていただくそれは無糖のブラックだ。
今日はこういう気分だったのか、それとも客の好みを熟知しているのかはわからない。
ただ、カフェインは幾分かは眠気をマシにしてくれるのでありがたいと思っているから遠慮なくそれを口にした。
ここで何かを盛らないと信用出来る程度には顔見知りであるし常連だった。

「いつも助かる。
 ドラッグストアのものは効き目が弱くていけないね」

聞かれはしないものの、差し出されるだろう紙袋を見るとそう言葉を漏らして。
勝手知ったる様子で薬の代金を取り出す。
こういう所で足のつくカードなど使えないのは百も承知。ちゃんと現金を持ってきていた。

#Mazzetto
(48) 2023/09/12(Tue) 12:16:30