人狼物語 三日月国

94 【身内】青き果実の毒房【R18G】


【人】 9949 普川 尚久

>>47 南波
 礼も好きの言葉も軽く流した。人の機嫌を窺っているのかいないのか、よく分からないかもしれない。前々からだが。

「普段なら、別に何も要らないよって言うけども……」

 硬質な音を響かせる指輪をちらちらと見たり、余所を見たりと視線の動きは落ち着かない。

「ひどいこと、は……とりあえず痛いことかな」

 ほんの一瞬、朝倉に視線が行った。彼の発言が理由だろう。

「言うて、多分、…普通じゃない?
 嫌なことをするのは、ひどいことと違う?」

「……そういう需要のある場所だからだろうけど、
 僕がここにいるんて」

 いやそうな顔をしているが、嫌よりは面倒そうなオーラが駄々洩れている。
(53) Vellky 2021/09/15(Wed) 23:32:31