人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>52 ソニー

「ありがとうございます、お花屋さん。
 よろしければ、今だけ。名前でお呼びしても?

 羽繕いは嬉しいのですが、ご遠慮いたしますね。
 お花を心待ちにしている方々に恨まれてしまいますから。
 祝いの場に、喜びの時に、人の心に、華を届けるお仕事。
 とても素敵だと思いますよ」

向けられた笑顔と快諾の言葉にこちらも笑みを深めて。
けれど誘いの言葉にはやんわり断りを。
一瞬たりとも嫌そうな顔をしないのは
本当に残念がっているのか、それとも仕事柄ポーカーフェイスだろうか。

注文した黄色のカクテルが届けられると
マスターには目で礼を告げ、青年の話に耳を傾ける。
時間外プライベートなので”表向き”の話だけで済まそうと思ったのですが…仕方ない、ですね

内心で密かに嘆息しつつ。

「お忙しいのですね、お疲れさまです。
 最近の流行は…艶やかな武力抗争ピンクのバラみたいですね。
 少し前が賑やかな暗殺マリーゴールドだった反動でしょうか?。
 個人的にはもう少し落ち着いた色の花が好きですが」

カクテルで唇を湿らせて、話に応じる。
少々度数の高いアルコールが心地よい酔いをもたらしてくれる。

「お客様もアルバとノッテ私たちとそう変わりませんよ。
 この島を手に収め楽しみたい、そう思っているだけの、方々です」
(56) 2022/08/10(Wed) 14:37:47