【人】 XII『吊された男』 ユグ[多数決にしてしまえば、少数派の意見は無視される。それではよくない。どちらかが意見が通らなかったことを抱え続ける。 では、どちらのほうがみな納得して答えを揃えられるのか。 世界は滅ぼしてしまえば戻らない。ならば、滅ぼさないほうが不満は少ないのだろうか。 こういうときは、誰かの意見が欲しくなる。 チェレスタの答えは得られたろうか。彼女が言わない>>1:337なら、難しかったろう。話術は持ち合わせていない。 先生に話を聞きたかったけれど、いつも誰かを宥めるようにあたたかな手を伸ばすその人が、フォルスに逆に撫ぜられているのを見てしまって>>1:356。 なんだか話に行くのは躊躇われ、ホールを離れようとする*] (57) 2022/12/16(Fri) 11:10:18 |