人狼物語 三日月国

5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜


【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[やがて、神々がこの蒼い星から去るとき>>0:41
その神は人々に一つの命を贈った。

名前を持たぬ『それ』は、
在りようを示すならば神の落とし仔たる『神子』であり、
人のために作り出された『願望機』。
人の子の願いを聞き入れ、その願いを叶えるもの。
病を傷を癒し、飢え渇きを満たし、
乾いた大地に雨を降らせ、
凍える冬の向こうに暖かな春を齎すもの。

人の願いを叶える『それ』は、人が望めば『神』となり、
人が拒めば人に殺めることのできる『バケモノ』になり得る、
そういうものだった。
そういうものとして、生み出された。]
(59) 2018/12/16(Sun) 16:50:09