人狼物語 三日月国

151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】


【人】 花火師 ヴェルク

>>63 シェイド
更に引っ張られた体は軽く浮いて。
そのままでもいいかなって一瞬だけ考えた。

でも、「代わりに」という言葉が気になって。
それはきっと、キエにとっても。俺にとっても。


「──嫌だ」
片足を床に付けるのとともに姿勢を低くして両手も付ける。
その頃には押し付けられた種は胴に巻き付き、腕の不自由さは得るが。

…この程度なら
まだ
障害にもならない。

姿勢を低くしたまま、床を蹴る。シェイド目掛けて──ではなく。
床に落ちたナイフを手に取り刃先を
キエの胴体に向け
、押し込むように勢いよくぶつかりに行く。

反応が出来るなら回避も、庇うことも。
他の行動も可能だろう。

足に巻き付く頃に離れられては、遅いから。
(65) 2022/06/23(Thu) 4:42:52