人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 鳳 凛


一緒に居る時間が心地良くて…
勝手に先生もそうだと思って


[“甘え”て、]


良かったです。
“先生”に言われなければ、気付きませんでした。


[流れるものをそのままに笑う凛の頭上。
夜空に咲いた華がパチパチと乾いた音を立てて散っていく。]


“先生”のお立場を知ってしまった以上、
もう“甘え”られませんわ。


[貧乏神のように姿が見えなければ、決めたひとの傍にずっと居られるのに。
凛は人間で、花一高の生徒で、
先生は“先生”だから。]


…今まで、ありがとうございました。


[抱きかかえていた紙袋がクシャリと音を立てる。
凛は落川に頭を下げると、背を向けて歩き出した。]**
(72) 2021/07/28(Wed) 14:13:14