人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 神崎 紅葉

-お祭りの最中-

[半ば強引に相手の腕を引いて、人混みの中を歩く。
頭にはお揃いの狐面。
その出立は浴衣じゃなくセーラー服を着た彼女のことを、より一層浮き立たせていたかもしれないけれど]

「あら紅葉ちゃん、今日も可愛いわね〜!
……ところで、そちらの方はどなた?」

えへへ、ありがとう××のおばちゃん!
……えっとね。ちょっとの間だけ、わたしと一緒にお祭りを楽しんでくれる人、だよ!

[顔見知りの出店のおばちゃんに声をかけられれば、笑顔で若干雑な説明を返す。
実際そうとしか説明出来ないのだから仕方ないーー教師と生徒、では嘘になってしまう。
わたしは彼の生徒ではないのだから。

一つおまけしてもらったチョコバナナを相手に「よかったらどうぞ!」と渡して。

もし「どこに向かっているのか」と聞かれれば、笑顔で答えるだろう]

最後に、会いたい人がいるんです。
……約束、したから。

[そうして、その姿を見つけることが出来たなら>>3:253]
(73) 2021/07/28(Wed) 15:10:11