〜〜ランダ夢少女早乙女物語〜〜

その日、早乙女は朝からついていなかった

雨には降られ、犬には吠えられ、車には轢かれる始末

満身創痍ながらも元気に登校しようと歩いていた彼女の
頭上に、迫りくるUFO（うるさい顔のファンキーなおっさん）
哀れ早乙女はUFOに追突されて命を落としてしまう

しかし、天は早乙女を見捨ててはいなかった
『すまない、前方不注意でつい…』
神妙な顔をして項垂れるUFOことランダ
ランダはある決意を胸に、早乙女に呼びかける

『私の命を君にあげよう。二人は一つになるのだ』
拒否権は無かった