【人】 船医 チャンドラ― 朝・医務室 ― [臓器移植ならする>>70というバーナードの言葉に、元より全く愉快な気持ちを含まなかった笑顔が更に曇る] [あまり誰にも――それこそバーナードには特に言いたく無い話ではあるけれど、生体パーツを使った移植の経験がゼロとは言わない。 母星を出た時点で元大病院の娘の権力などあまり効力が無く、現代で医師になる為には、どうしたって必要な行為だった。 直接、彼ら彼女らからソレを取り出すことだけは避けられたけれど、それはその時に運良く脳死患者が居たという理由からだ] [動揺を悟られずにいたから、彼が視線を合わせずに居てくれたのはこちらとしても幸運だった] (83) 2022/07/17(Sun) 15:38:47 |