人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【人】 分校教諭 添木 卓郎


[ ──そして、刻は来る。


  地面が唐突にヴゥンと音を立てた。
  2人で握りしめたタロットは
  段々と眩い光を放ち始め
  その光は放射状に広がり
  2人の居る空間だけを包み込んだ。
  

  眩むようなまばゆさに目を細めたのち。
  最後に、去りゆくこの地を目に焼き付けようと
  空間を見渡す。]
 
(90) 2021/02/09(Tue) 21:45:04