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人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>36 テオドロ 0日目

「小言めいてしまってすまないね。上に立つとどうしても揚げ足取りが得意になる。
 切り分けができない人だとは思わないが、必要に迫られた時に君は自分の身を切る方を選んでしまいそうな気がしてね。思い違いだったなら申し訳ないけど」

言葉が重すぎてしまわないように、少し茶目を含んだ笑いを添える。
厚意など軽薄に感じられるくらいがちょうどいい。
ずうっと年の離れた若者を見る目は、年嵩から比べれば傾斜の掛かって水平ではないもの、
多少の取り違えがあって然るべきくらいの認識だ。

「ははは、いいんじゃないかな?
 私だって私生活でまで気を張っているばかりじゃあないし、
 四角四面に肩肘張った警官に胸襟開ける市民も多くはないだろう。
 彼らが見ているのは制服だ、まあ……君のような活動をしていると顔も覚えられるだろうけど。
 警帽をかぶれば顔も違って見える。警察が"これ"でも、構わないだろうさ」

曲りなりにスーツを来て歩く姿は、洒落者としてスーツを扱うこの辺りの風土では珍しくないもの。
尤も市場まで紛れてしまえば目立たないといえば嘘にはなるものの。

「それとも。君のなりたい警察の理想とは違った?」

#街中
(95) 2023/09/13(Wed) 8:05:59