人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 昔:見守る狐 ―

[子供の頃、狐のお面を被るようになってから
怪奇の話を聞くと気になってその場所に見に行っていた。
この時も
”誰もいない神社の境内から子供の泣き声がする”

そんな噂話を聞きつけてその場所に向かったんだ>>70]

 
そろり  そろり


[どこかの芸人さんのネタではなく
静かに周りの様子を探りながら足を進める。
耳をすませば……たしかに聞こえる泣いている声。]

 
そろり  そろり


[ずっと聞こえる泣き声、姿が見えないなら
確かに噂になるだろう。人以外の可能性も……。
なんて考えていた矢先。子供視点だからこそわかる
柱の陰に隠れている存在。
最初は大胆に声をかけようと思ってひょっこりのぞいたけれど
その子は泣くのに夢中で気がついてない。
流石に泣いている子を慰める術をまだ知らない京平少年は
見守ることに決めたんだ。]
(112) 2021/07/25(Sun) 18:47:22