人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【人】 巡査部長 鬼走

目覚めた時間から長く経ってもこの空気感と感傷が掻き消えない事に晴朗な感覚が身に染みる。

一つ覚えた引っかかりは朝早い時間に訪れたにもかかわらず慈姑が見当たらなかった事だが、初日ならば周りの家に多少聞いても違和感のない返答によりそれ以上の何かは覚えなかった。

「騒がしいな。俺が高校の時とそう変わらんのも相当だ」

騒がしさが響く集まりに、緊張の様子もなく遅れて顔を出した。
(114) 2021/08/10(Tue) 2:25:36