【人】 二年生 稲出 柊一[明日着る浴衣のことを考える。 何せメンズ浴衣なんて今まで興味を持っていなかったので、 何が良いのかさっぱりで……。 偶々店番していた篠田屋の娘さんに お薦め聞けて助かった。>>103 相手が全く知らない相手だったら緊張もしたけど、 下の名前までは知らなくとも、 黒鉄の散歩中に時々挨拶してくれた子だったから。 柴犬先輩なんて呼ばれていることを知ることがあったら、 純粋に嬉しい。だって柴犬は最高だし。 素直にお薦めされた浴衣を買って、 着付けサービスの話も教えて貰えたから、>>104 本当に買って良かったと思った。 情けないけど多分自力でやったら、残念なことになると思う。 有難く着付けの申し込みもしておいた。万全だ。] 『こっちこそ有難う!お祭楽しみだ』 [そう言って、お店を出たんだ。 あの時>>36はすれ違った一瞬に、ちらりと髪の長い 女生徒だって事しか認識できなかったから、 まさか彼女もお祭りの準備係だとは思わなかったんだ。*] (115) 2021/07/21(Wed) 21:47:49 |