【人】 二年生 稲出 柊一[神崎さん。君はここにいるべき人ではないのだと思う。 それでも、オレは君のことを決して忘れないし、 ここでもう君と会うことが出来ないのだとしたら、 寂しいなって思ってる。 だから、君の居場所は確かにここにあったんだって、 忘れないでいて欲しい。 どうか君の歩む先に、 少しでも多くの幸いがありますように。そう願った。 こんなに頻繁に通っていれば、 その内よく来ているらしい、 神田先輩に遭遇することもあったかもしれない。 そうしたら、「狐と犬って仲悪いんでしたっけ?」 なんて冗談めかして、「良かったらモフります?」って、 黒鉄をどうぞするんだ。*] (141) 2021/07/28(Wed) 23:48:04 |