【人】 裁判官 リーベルト[>>131エビの浮き輪にスイカのビーチボールまでこの場にあったら、僕のテンションは最高潮に達していたと思う。 最初のウォーターガン攻撃は不発に終わってしまったものの、後の西部劇ごっこでノリ良く倒れてくれたなら少年(29)は大はしゃぎした。] 君にみっともない姿は 見せられませんからね……、 身体を動かすと気も紛れますし。 僕は得します。 [こうして触れ合うのも久しぶりだ。 何かと理由を付けて触れたくなるのは君も同じでしょう?と。 悪戯心で下へ下へと指を進めれば色っぽい声が漏れた>>132から、また理性が吹っ飛びそうになった。 ヴィクも、昔に比べれば筋肉は増えていると思う。 三食もやしフルコース生活だった頃はもっと痩せていて、今の心配とはまた違う、生命の危機を感じてしまうレベルだった。 あひるとヴィクのツーショット写真はSNS拡散待ったなしだろう。被写体が最高だし、カメラマンは僕ですからね(自過剰) ヴィクが乗っかって来てフロートがバランスを崩し、二人揃って水中に投げ出された時には。 抱き締められるのとほとんど同時に腕を伸ばしていた。 先刻と違って直に触れる素肌が、温かくて、心地良い。 浮き上がってからも暫しの間、僕から腕を離そうとはしなかった。 ――身体の内から湧き上がる衝動を抑えつけて、 身が離れたなら、折角だから浮力を利用してみようと。 彼を水中でお姫様抱っこして、額にキスを贈ってみたりした。] (141) 2019/04/21(Sun) 14:52:58 |