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人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 美雲居 月子

  ───椿の間

[ 開いた扉の奥に広がるのは、
己の部屋よりも少しばかり小ぶりな、
しかし美しく整えられた部屋だった。

かすかに石鹸のような香りがするのは
彼のしっとりとした髪から察することは
容易だった。

一番奥には広縁に置かれた籐の椅子と机。
ガラス戸の向こうに広がるのは、
山の木々であろう影と、空。
その手前には、行灯の柔らかな光に
照らされた、白い布団がある。]

 
(159) 2020/08/12(Wed) 1:07:34