人狼物語 三日月国

7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】


【人】 舞台役者 ヴィクトル


[ 眠り続け、更に数十分が経過した。
 起こさぬよう音には気を払っていたが、沈黙が寂しくなる頃。
 眠れる王子様の瞳は未だ開かず、耳を澄ませば寝息も聞こえる。
 
 再び、ちらりと横目で表情を覗き込めば────
 思わずはっ、と息を飲む。



 
  見慣れた顔なのに──……やはり綺麗だ。

   なかなか鮮明に見えぬ赤紫の瞳は、それ以上に美しいが
   閉じても長い睫毛に筋の通った目鼻立ち、小柄な体躯。
   まさに白皙の美青年という言葉がしっくり来る。]




[ 家族の話を振られ、そういえばリーの家族のことは
 余り知らなかったと思い出す。弟がいるとは聞いていたが。
 
 既に隠すような間柄でも無い。
 どうせ俺も、奴と似たようなものを抱えている存在だ。
 故に話が聞きたければ隠すつもりも毛頭無いのだが、
 楽しさに明け暮れていた今する話では無いな、と止めたのみ。
 
 それこそ、旅行が終わった後。
 リーの家に寄った時>>118にでも語ろうか。]
 
(161) 2019/04/14(Sun) 17:30:53