ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 法の下に イレネオ

>>143 黒眼鏡

寄越された賛辞は目を眇めて受け流した。貴方が指を折る度に、眉間に刻まれた皺は濃くなった。

冗談めいたその態度。
常であれば​────それをするのが同僚や先輩、友人であれば、この男も笑って聞いただろう。背もたれに存分に体重を預け、顎を引いて視線は相手に。笑んだ目元でなんだよ、と口を開く。だが、今はそうしない。
貴方がマフィアだから。その一点で。
仕上げに「ジョーク」だと締め括られれば、また一層、口元が苦々しげに歪んだ。

「どうだか。」
「偽証は罪だ。お前たちの特技だろう。」

マフィアの多くは、表向きの仕事で繕って社会に溶け込む。
貴方もそうであると知っている。

#教会
(163) 2023/09/11(Mon) 1:54:41