人狼物語 三日月国

94 【身内】青き果実の毒房【R18G】


【人】 8435 黒塚 彰人

>>159 迷彩
「――――」

 汚れたシーツの手触りと、鼻をつく匂い。思い浮かべようとする。思いのほか遠くにあるそれを手繰り寄せるのに、少しの時を要した。

「――そうだな。……風呂に近い部屋か」

 ……少年の示す理解は的を射ておらず、何がしか、モラルの基準値があるとすればそこに届いてもいないのだろう。
 しかし、蒸し返して説くほどの重要性もない。

 心当たりはあるか?などと場所について問いながら、少年と共に出入り口をくぐった。
(165) 榛 2021/09/17(Fri) 0:09:23