人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 鳳 凛


小牧さんも。


[優しいと自身を褒める小牧に凛は目を細める。>>96


小牧さんは人の優しさに気付いて、それを相手に素直に伝えることが出来る素敵な女性ですわ。


[手作りのプレゼントを渡した時のことを思い出しながら凛は告げる。
その道のプロを母親に持つ小牧からすれば、凛の渡したツギハギのぬいぐるみは見るからにボロボロでみすぼらしかったが、彼女はそのプレゼントを喜んでくれた。
とても嬉しいと笑顔を向けられた凛は、彼女以上に嬉しそうにして、零れるように微笑んだだろう。
きっと、彼女に大事にされて部屋に飾られているぬいぐるみも幸せに違いない。]



…私、財布や通帳にお金が残っていると落ち着かないんです。


[いつもお釣りを全額募金している凛は小牧から、そのお金を修復費にしたらどうかと提案を受けたことがある。
確かに傍から見れば、人一倍貧しい暮らしをしているのにも関わらず寄付をする凛の振る舞いは普通じゃなく、けれど凛は彼女にとってはそれが普通なのだという風にそう応えた。
そんな凛の行動は、前世が貧乏神だったというのは本当なのではないかと思わせる雰囲気があった。]
(170) 2021/07/22(Thu) 1:02:09