【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 回想:薬師の君へ ── [ >>1:121おどけて言ってみたのだけれど、 まあ当然誤魔化されてなんてくれなくて。 怒られたには怒られた、けれど。>>125 心配。それもあるだろうけれど…なんだろう。悔恨? 誰あろう自分の所為だとは、いくら鈍くても察した。 貴女がそんな風に感じる必要なんてないのに。 ] ごめん、大事な君の薬を、よくない使い方して。 傷つけることになるなんて考えてなかった。 軽率だったよ。それは本当に謝る。 でも自傷のつもりはなかったんだ。誓って。 [ 傷つけたことを否定するなら、それでもいいけれど。 見ていられないくらい……なんだろう。そうだ。 寂しい。 見ているだけで、凄く寂しくなる顔をしてたから。 許されるなら、そのたおやかな手を掬い上げ、 自分のそれを重ねる。 ] (171) 2022/12/16(Fri) 22:16:00 |