【人】 その辺に居る ルヘナ>>150 カウス 君の変化に一役買ったらしい男は ミルクティを嗜む少年を確かに視界に含めて、 大きく呼吸をひとつ。 「……うん、 君とちゃんと……友達になりたいと思って、な。 ほら、君には訂正してしまっただろう。 今……今なら、それが必要な物だと、思える故。 や、そう簡単に定義すべきではないな、 そうだな………、 友達未満 からで……。」ここが仮想世界だと、理解している。 君が何者か、今後どうするかも知らない。 ──だからこそ、今なら、 現実や打算的な思考を除いて 君にいちばん素直な言葉が吐ける気がして。 駄目だろうか、と 君へ、探るような視線を向けた。 (190) 2021/05/01(Sat) 13:51:50 |