人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 一年生 花巻 楓

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そろり、そろり



あたしは自分の泣き声の方が大きくて
その足音に気が付くこともなかった。


初めてその誰かに気が付いたのは、
帰り道の地面に描かれた何か。

近付いて見てみると、
狐さんがゲンキダセって言ってくれてて。

来た時には確かに無かったその変化に

大人だったら誰か居たのかって思う所だろうけど、

いかんせん子供だったので


神社の狐さんが、書いておいてくれたんだって

そう思ったのだ]
(192) 2021/07/26(Mon) 0:39:36