人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 パイ焼き ゲイザー

>>194 ユピテル

咄嗟に『そんなことないです!』と返そうとして、
その言葉の裏側にある遠慮とも謙虚とも異なるものに、
ゲイザーは口を噤んだ。行き場をなくした呼気が頬を膨らませる。

「……わっ、わかりました。

 でも、あたしにとって、ユピテルさん──
 お姉さんは立派で素敵なひと。
 あたしに親切にしてくれたから」

「あなたみたいな綺麗な心を持つひとになってもあたし、
 後悔は無いです。

 ……なんて、知りもしない癖になんて、怒られちゃいますかね」

俯きがちの顔を上げて、苦笑した。
(202) 2021/10/17(Sun) 20:59:36