人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 神崎 紅葉

幽霊……?わたしが……?

[怯えて震える頭に、優しい体温が伝わる]

……常世……。

[知っている。
それは、死んだ人間が行く場所だ]

わたし、もう行かないといけないのかな。
こんなに綺麗な花火があるのに……。

みんな楽しそうで、幸せそうで……。
ずっと見ていたいのに……。

[少女の瞳に、再び大輪の花が映る。

きらきらと煌くそれ。
それを見る、幸せそうな人々の顔。

まだ小さな子供の頃からずっと、大好きな光景]
(208) 2021/07/26(Mon) 2:01:17