人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ウーヴェ



 [ 10年前、どこに行けばいいかわからなかった。
   仲間を庇って死んだのに
   未練があるというのか、と。



           
(探せば見つかる理由をわざと隠して)



   そして今になってもまだわからないんだ。
   何処に行けばいいのか。





   でもこれは店の外での独り言。
   外では人に見られることもない。



   『MiraggiO』の看板を眺めながら、   
   少しの間佇んでいた。 ]**
(211) kogeneko 2022/05/21(Sat) 16:11:15