人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 一年生 篠田 小牧

 
 両立できるならすればいいと思う、と一応前置しておきますね。

 ただ両立出来ないなら
 大事な方を優先することになりますよね。


[来年はいない。今年はじゃあ大事じゃないのかしら。
 そんな日を新参者の人間の為に使ってくれたこの人に私は何が返せるのかしら。

 ドン、とひときわ大きな音と共に大きく咲いた夜空の花を一度見上げて。そうしてまた視線を相手に戻したの。]


 私はですね、茶道部です。
 両親がお店をここで開くためにこの土地に来たんです。地元から離れる選択をして。


[お返しのように言葉を返してみはじめたの。
 自分の中の答えを探すように。]


 鈍いってよく言われていて。
 でも、見た目によらず結構頑固だったりそれなりに怒ったりもするんですよ。


[ここまで言って、何を言うべきかなんとなく形になった気がしたの。]
 
(214) 2021/07/26(Mon) 8:15:37