人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 数学教師 長尾 浩明


  そうして、提灯の飾りつけがひと段落ついて
  搬入待ちの荷物のある入口の方へと向かっていると
  女子生徒に声をかけられた。>>174


   「 こんにちは。
     そう、手伝いに… 」


  当たり前のように返事をして。
  女生徒の顔を見て、どこか既視感を覚えた。
  ……別におかしくないはず。
  だって、教え子ならどこかで見た顔であるのは
  当然のことなのだから。

  でも何故だろう、こんな生徒いただろうか。
  そんな違和感を持ってしまうのは。
  
            
―――何故だろうな?
(218) 2021/07/22(Thu) 12:16:59