人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社の怖い話


[ワンワン吠え立てる黒鉄を抱き上げると、
その体は酷く震えていた。こんなことは初めてだと思う。
改めてセーラー服の女生徒に目を向けると、
なぜ一目見て気付かなかったのか、
血まみれの制服に顔は半分……。
>>239

自分たちの存在に気付いたのか、
笑顔で語りかけ、手を伸ばしてくる。>>240]

 え……?お祭り所じゃないですよ!
 ケガ、大変じゃないですか。救急車……!

[冷静に考えれば、救急車所でもないが、
この時のオレは、彼女の姿にすっかり動揺してしまっていた。
震える指でスマホをタップするも、中々うまくいかない。
その間彼女は変わらぬ様子で、
オレに語り掛けていたのだろうか。*]
(255) 2021/07/22(Thu) 16:03:27