人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 稲出 柊一

[ここは神社で、今は夏祭り。
しかも花火は、絶えることなく上がり続ける。
実際はざわざわしているけれど、
体感ではここにはオレたち2人だけしか
いないかのような、静謐を感じた。

凛とした声で返ってくる言葉は、とても誠実で。
自分の気持ちは、伝わったんだなって。
とりあえずそれが、嬉しかった。
何を言おうが、相手をよく知らない状態で、
「好きだ」なんて言ってるのは事実で、
どんなに言葉を尽くしたって、気持ちが伝わらない
可能性も十分あると思っていたから。

「嬉しい」>>272という言葉に、赤く染まる頬は、
何というか、とても可愛くて、
オレは一瞬だけ目を逸らした。*]
(278) 2021/07/26(Mon) 22:03:15