人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 教師 落川 禅



  そりゃあ随分でかい夢……って嘘かよ。


[もらったいちご飴をポケットに押し込んで。>>298
神田が美味しそうに飲むのを見て、せっかくだしと俺ももう一本持っていたラムネの封を切った。
カラン、とビー玉が底に落ち、冷えた甘さが口の中で弾けて消えていく。]


  はー……
  楽しんでる姿見てると楽しくなるのはわかるが、
  随分老成した趣味だなー。

  俺が高校生の時とか祭の屋台で
  かき氷早食い競争とかしてたぞ。


[ああでも、高三の時は一応受験勉強してたかも。
ていうかこいつも高三だよな、夏祭りで油売ってていいのか。
といっても俺は進路指導役じゃないから、生徒らから意見を求められたりしなければ急かす気も特になく。
面で隠れてない口元が、楽しげに弧を描くのを眺めながらラムネを飲んだりしているわけで。]
(337) 2021/07/24(Sat) 21:11:49