【人】 白瀬 秋緒[ スマホを手の中に置いたまま、昼下がりの中庭でぼんやりしていた 秋風に流される雲は、昨日の朝中庭に居たときと同じように流れていく ] え? [ 空を見上げていたから、近付いて来た相手には声を掛けられて初めて気付いた>>459 あの夜の参加者で、絵音の隣にいた人、>>1:420 あと秋月とも知り合いそうな感じで、 それからここ数日挨拶だけは交わしている人 己にとっての認識はその程度で、恐らく相手もそれは同じだろう 名前すら、グループメッセージの参加者一覧と一致していない ] …………あー ……そう、すね [ 一瞬遅れて、言葉の意味を理解する 昼休みと違って、今は人もおらず静かな中庭 スマホの時計に目を落とす とっくにチャイムの鳴っている時間だった つまり……サボった意識すら、なかった 普段の己を知る者ならば、その反応にそこまで違和感はないかもしれないが 「真面目な風紀委員の女子」と認識しているならば、些かぼんやりしているようには見えたかもしれない ] (464) 2022/10/20(Thu) 18:39:24 |