人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 蛍の沢 ―
[ 実は、蛍をちゃんと見たことがない。
 
 古書の取引で多摩の方に行った時に、一度だけ見たが
 あの時は、小さな光がいっぱいだな。とか
 とても短い寿命が可哀想だなとか、
 そんなに心に響かなかったのを憶えてる。

 そんな話を道中でしたりして、]

  君が隣に居たら、また見方が変わるかもしれないね

[ あの頃と、今の自分は、ほんの少しだけ違うから
 そんな話をしながら、蛍の沢へと到着した。

 水が流れるせせらぎ。
 薄暗い闇の中に、ぽつぽつと、人の姿が疎らに見える。

 静かだけど、微かに聞こえる話し声は
 どこか浮ついているように聞こえるのは、
 自分がそうだからなのかもしれない。]
(628) 2020/07/28(Tue) 19:58:07