【独】 夢の続きを イクリールけれど、それでも。 イクリールは『それまで』を忘れてしまう度に、 それでも何度だって『みんな』の事を好きになって来た。 たとえ記憶を失っても、言葉を失う事は決して無かった。 たとえ記憶を失っても、 母に習ったピアノの弾き方を忘れた事は無かった。 たとえ記憶を失っても、 イクリールという人間の形は変わらなかった。 イクリールは変わらない。 恐れるものなど何も無い。 これまでも、そしてこれからも。 (-387) unforg00 2021/06/01(Tue) 19:54:28 |