人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【見】 経営企画室長 ミロク

スタッ…スタッ…スタッ……。
足早に廊下を歩く。

キキギギギギィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!


曲がり角の柱に手を掛け、頭、チェーンソー、肩、身体の順に、ぬるりと廊下の角を曲がる。

「おや?」

涙を滲ませガタガタと震える少女。>>50
学生服を着たその小柄な少女は、蛇に睨まれたモルモットの様に捕食者を見上げ佇むしか無かった様子だ。ミロクのギロリとした細い目から視線を外せずにいるのか。

[ここに招かれた客の1人だろうか。
まさか子どもまで……こんな場所にいるなんて。]
(@8) 2021/02/07(Sun) 2:34:58